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酔生夢死の世の中を渡るには、それなりの覚悟と知恵がいる。そんな覚悟も知恵もなく歩んできた人生の好きなことを、好きなように書き散らしました。

老い [エッセー]

老い

 老鶯(ろうおう)や泪(なみだ)たまれば啼(な)きにけり 三橋鷹女

 老鶯(ろうおう)というのは、年老いた鶯のことではなくて、夏になっても鳴いている鶯のことを言うらしい。夏もまだ啼いている、声の張りをなくした鶯が、泪を溜めて一声啼いた。この女流俳人も、自らのこれからさほど長くもない老い先に感じ入るところがあったのだろうか。

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